さよなら肩こり計画第1章【③】肩こりの種類と症状の違い

さよなら肩こり

肩こりといっても一種類じゃない?

「肩こり」とひとことで言っても、人によって感じ方や出る症状は大きく違います。
首から肩にかけて重だるい人もいれば、頭痛や吐き気まで出てしまう人もいます。
つまり肩こりには“いくつかのタイプ”があり、それぞれ原因や特徴を理解しておくことが改善の近道になります。

この記事では肩こりの種類を整理し、それぞれの症状の違いを分かりやすく解説します。


1. 筋肉性肩こり

最も多いタイプが、筋肉の緊張や疲労によって起こる肩こりです。
長時間のデスクワークやスマホの使用で首や肩の筋肉が硬くなることで、血流が悪くなり、乳酸などの疲労物質がたまって痛みや重だるさを感じます。

  • 特徴:肩や首まわりが「ガチガチ」「重い」と感じる
  • 悪化要因:長時間同じ姿勢、運動不足、冷え
  • 改善のヒント:ストレッチ、温め、運動

2. 姿勢性肩こり

猫背や巻き肩など、不良姿勢が原因となる肩こりです。
頭が前に突き出た状態(ストレートネック)では、頭の重さを支えるために首・肩に余計な負担がかかります。

  • 特徴:姿勢が悪い自覚がある人に多い
  • 悪化要因:パソコン・スマホ時間の長さ
  • 改善のヒント:正しい姿勢の意識、デスク環境の見直し

3. 精神的ストレスによる肩こり

意外と多いのが、ストレスや緊張から自律神経が乱れて起こる肩こりです。
精神的な緊張が続くと交感神経が優位になり、筋肉も常に緊張状態に。これが慢性的な肩こりを作り出します。

  • 特徴:肩こりと一緒に不眠や胃の不調を感じやすい
  • 悪化要因:過度なプレッシャー、生活リズムの乱れ
  • 改善のヒント:深呼吸、リラックス法、睡眠改善

4. 頸椎由来の肩こり

首の骨(頸椎)に歪みや加齢による変化がある場合、神経や血管に影響して肩こりを感じることがあります。
単なる疲れや姿勢だけでなく、医学的な問題が隠れているケースです。

  • 特徴:手のしびれ、強い頭痛を伴うことがある
  • 悪化要因:加齢、事故や外傷、長年の不良姿勢
  • 改善のヒント:病院での検査、整形外科の受診

5. 眼精疲労による肩こり

PC作業やスマホで目を酷使することで、目の疲れから肩や首に負担が広がる肩こりです。
ピントを合わせる筋肉の緊張が首・肩の緊張につながります。

  • 特徴:目の奥の痛み、かすみ目と一緒に肩こりを感じる
  • 悪化要因:長時間の画面作業、ブルーライト
  • 改善のヒント:休憩・まばたき・ブルーライトカット

まとめ:自分の肩こりタイプを見極めよう

肩こりといっても、

  • 筋肉性
  • 姿勢性
  • ストレス性
  • 頸椎由来
  • 眼精疲労性

…など、複数のタイプがあります。
症状の特徴を知り、自分がどのパターンに近いかを見極めることで、正しいケア方法を選びやすくなります。

次の記事では「自宅でできる肩こり解消ストレッチ」を紹介していきます

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