さよなら肩こり計画第2章【⑥】入浴と温めケアで肩こり改善

さよなら肩こり

肩こりと「冷え」の深い関係

肩こりの大きな原因のひとつに「血流の滞り」があります。筋肉がこわばり、血行が悪くなると老廃物が溜まりやすくなり、さらに痛みや重だるさを感じやすくなります。
そんなときに効果的なのが 温めケア。特に入浴は、全身を芯から温めることで血行を促し、肩や首の緊張をじんわりほぐしてくれる強い味方です。


1. 入浴で得られる3つの効果

① 血流改善

お湯に浸かることで全身の血管が広がり、血流がスムーズに。肩の筋肉に酸素や栄養が届きやすくなります。

② リラックス効果

お湯の浮力や温かさが副交感神経を優位にし、ストレスで強張った肩を緩めてくれます。

③ 睡眠の質向上

入浴後に体温が下がる過程で眠気が訪れ、ぐっすり眠れるようになります。睡眠は肩こり改善にも直結。


2. 肩こりにおすすめの入浴法

全身浴

  • 38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分浸かる
  • 肩までしっかり温めることで血流が改善

半身浴

  • 心臓への負担を避けたい人におすすめ
  • みぞおちまでお湯に浸かり、肩はタオルで保温

温冷交代浴

  • 熱めのお湯(42℃前後)と冷水を交互に浴びる
  • 血管が拡張・収縮を繰り返し、血流改善&疲労回復効果

3. 入浴時にプラスしたい工夫

入浴剤

炭酸ガス系 → 血流促進
アロマ系(ラベンダー・ユーカリなど) → リラックス

肩までお湯に浸かる「肩湯」

浴槽で肩だけ冷えやすい人は、桶でお湯をすくって肩にかけると効果的。

入浴中ストレッチ

お湯で筋肉が温まっているときに、首をゆっくり回したり肩をすくめるストレッチを取り入れると◎。


4. 入浴後の温めケア

  • 濡れた髪はすぐ乾かす(冷え防止)
  • 蒸しタオルを肩に当てて追加の温熱ケア
  • 肩周りを冷やさないように、軽くストレッチして血流を保つ

5. シャワー派の人へ

「お風呂に浸かる習慣がない」という方は、シャワーだけでも温めケアが可能です。

  • 首〜肩甲骨あたりに40℃前後のお湯を2〜3分あてる
  • 両手で肩を揉みながらお湯を浴びると効果アップ

まとめ

入浴や温めケアは、肩こり改善にとても効果的。血流を改善し、リラックスを促し、睡眠の質も高めてくれます。
毎日の習慣に取り入れることで「慢性的な肩の重さ」から徐々に解放されていけるでしょう。

次回は「肩こりを和らげる食事と栄養素」をご紹介します。

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